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放送日 平成20年 2月6日(mp3形式音声ファイルはこちら→)
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 放送内容は、著作権の保護を受けますので、個人でお聞きになる以外のご利用は出来ません。
ちょびっと
タイトル: 「森からの大風呂敷」
テーマ: 日本が今「危ない」、生物としての「危機感」、なんとなく背中が寒い。
そこで私、絹川が考える、森をテーマにした大妄想レポートを、(株)Hibana代表取締役、松田直子氏をゲストにお迎えしお送りしました。
出演者:
松:松田 直子氏 (株)Hibana代表取締役(NPO法人 薪く炭くKYOTO)
絹:絹川 雅則 (公成建設株式会社)
ちょびっと

 放送内容については、無断使用を禁止させていただきます。この件についてのご連絡はこちらまで。
絹: “まちづくり”チョビット推進室!
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絹: 皆様こんにちは。
まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元の建設屋の目から見た京都の元気なまちづくり人の紹介や、その最前線をご紹介しております。
いつものようにではなくて、今日は合いの手と言う形で、ゲストをお招きしております。
『薪く炭くKYOTO(しんくたんくきょうと)』、それから『(株)Hibana』の松田直子さんです。
松: こんにちは。『薪く炭くKYOTO』というNPOで活動しております松田と申します。
木のエネルギーの利用などに取り組んでいるNPOです。
『株式会社Hibana』も同じように、木のエネルギーの事業化について展開している会社です。
今日はよろしくお願いします。
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●今日はちょっとかわったスタイルでお送りします〜レポート「森からの大風呂敷」より
絹: 自己紹介は終わったのですが、他己紹介もやらせてくださいね。
森林バイオマスの利用を考えて活動しておられる『薪く炭くKYOTO』さんです。
カタカナのシンクタンクではなくて『薪』という字と平仮名の『く』、『炭』という字と平仮名の『く』で『薪く炭く(しんくたんく)』と読ませるという心憎いネーミングです。
実は私、森林バイオマスに興味がありまして、先日京都府のNPOと行政の専門分野別交流会というのに出ておりましたところ、松田さんのお顔を何度か拝見しておりました。

さて、本日は「森からの大風呂敷」というタイトルでお送りしたいと思います。
いつもはゲストの方にメインで語っていただくのですが、今回は趣を変え、私の書いた『大妄想レポート』を少し読ませてください。
森の中で考えたこと、大法螺または大風呂敷です。
「今、日本がおかしい。生物としての危機感。なんとなく背中が寒い」というテーマの「森からの大風呂敷」というレポートです。
日付が2007年の2月14日。約一年前に書きました。ここから今日は紹介させてください。
松田さん、聞いてくださいね。そして「合いの手」という形で、何かおかしいなと思ったら、つっこんでください。
松: はい、よろしくお願いします(笑)

●森に小さな空ができるまで−目に見える達成感〜「森からの大風呂敷」2007年2月14日 その(1)
絹: 平成18年12月のある日、京都府のモデルフォレスト協会の今尾さんに会いに、京都府庁を訪れました。
今、ラジオカフェで制作している番組へのゲスト出演の相談のためです。
打ち合わせを色々とした後に、今尾さんから突然「ところで絹川君、次の日曜は空いているか?」と尋ねられ、思わず「空いてます」と答えてしまったために、府立大学の演習林での間伐枝打ち体験に参加する羽目になってしまいました。
次の日曜日、京都洛西は、大枝(おおえ)の演習林にはじめて足を踏み入れました。
一般参加者36名スタッフが20名ほどだったと思います。
昼でも薄暗いヒノキの森の中で、その日はじめて出会った人たちが(まあ、いい年をしたおじさんおばさんが主ですが)8人一チームになり、林務事務所や林業の専門家の指導のもとに、直径が20センチ〜30センチのヒノキの間伐に取り組みました。
チェンソーは使わせてもらえません。専門家でない我々には手動のノコギリです。
高さは大きいもので7〜8メートルある檜です。
ボランティアの間伐とは言え、「ひとつ間違えば大腿骨骨折もありうる危険作業ですよ」と脅かされました。
張りつめた空気の中、切り倒す方向を定めて、クサビ形の切込みを木の中心近くまで入れて、そのクサビ型の木片を切り取ります。
次に、反対側1〜2センチ上から水平の切込みを中心近くまで、くさび型の切り込みに届かないように注意深く入れます。
「この切り方がまずいと木がねじれて倒れて、根元で切り込み作業をしている人の方に倒れる危険があるから気をつけろ」と習いました。
残った部分は「つる」と呼ばれて、木を倒す際のブレーキの役目を果たすんですね。
根元から上方3〜4メートル付近に、皆で一生懸命ロープを放り投げてかけて、この方向に倒そう!と決めたら、倒す方向から30〜45度ずつ左右に別れて、皆でロープを引っ張るんです。
ところがなかなか倒れません。上空の枝がありますから、隣の枝に絡みついたりして、抵抗するんですね。
足を滑らせ尻餅をついたり、腕に巻きつけたロープが食い込んだりしながら、皆で頑張って「メリメリメリ、ドッスーン」とやりますと、木が倒れた後に、「空」がぽっかり出来ているんです。
みんなポカーンと口をあけて上を見るんですよ。小さな「空」を。
みんなでがんばった分だけ「空」は出来ます。
林の床と書いて林床(りんしょう)と読むそうですが、お日様が林床(りんしょう)へと降り注ぎます。
日光が地面に届かないため草も潅木も生えないで、雨のたびに土砂が流れ出していた林床に、「これで徐々に保水力を取り戻せるんですよ」と専門家に教えてもらいました。
8人1チームで切り倒せたのは午前と午後で一人1本ずつ程度、都合15本弱でしたか?・・・たいした数、できないですね。
松: そうですね、そのくらいでしょうねえ。
絹: でも不思議な心持がしまして、何かねえ、無茶苦茶気持ちよかったですね。たまらない心地よさと達成感というようなものを感じてしまいまして。その時、わが息子どもにこの体験をさせてやりたい!と思ったわけです。ちょっと大層な言い方ですが、今の子供たちは、自分の体を使ってがんばって得られるやりがいや達成感を感じられるチャンスが、少ないのとちゃうかなと、その時思ったんですね。今、自分がポカーンと口をあけて空を見て味わっているのは、目に見える達成感なのかなあと思いました。

●間伐と木質ペレットと
絹: 午後からは枝打ちが加わるんです。
いい年をしたおじさんなのに、木登りがうまくて、サルのように4〜5メートル以上も上に登って枝打ちを一生懸命している人もいました(笑)。
グループリーダーから「ボランティアのおじさんたちはいい年なんやから、明日の仕事に差し障るから無理するなよ」と言われているのに、何故かフウフウ言いながらもムキになって枝を払って、切り倒した材を2メートル余りに切りそろえて、その時は搬出できないですから、転がり落ちないように切り株にかけて谷に垂直に整理していました。
今までお聞きになって、如何でしたか?
松田さんは間伐のご経験は?
松: 私は大学生の時に始めて間伐の体験をしたんですが、やはり何ともいえない気持ちよさと達成感のようなものは味わいまして、これはどういうことだろうと・・・。
今、日本の問題というと、人工林ですごく山が荒れ果てていて、土壌が流出したりとかいう問題も起きていますので、木を間引いて光を入れていくという作業が大切だということを習いまして、これは本当に面白いなと思って、それからこういう活動に取り組んでみたいなと思ったのがきっかけです。
ですので絹川さんがおっしゃっていたように、子ども達にも是非こういう体験をさせてもらえるところが増えたらなと思います。
絹: そういう意味では松田さんは、『薪く炭くKYOTO』や『株式会社Hibana』の活動を通じて、木質ペレット・・・。
松: 木質ペレットというのは、木屑なんかを圧縮した燃料なんですが、小指の爪より少し大きいくらいの、ウサギの糞のような燃料なんですが(笑)。
絹: ドッグフードの親分みたいな木質バイオマス燃料を広めようというか、そういうものの流通がたくさん起こるといいねということを仕事にされている。
松: そうですね。それから先ほどおっしゃられていた枝打ちとか間伐などをして、今回の場合は切り捨てだったのですが、山に捨てたままだとCO2になって出てしまいますので、使える仕組みをつくりたいなと思ってこういう活動をしています。

●森で考えたこと 〜例えば、子どもたちの経験として
絹: その辺で松田さんたちの活動にすごく興味を持って眺めております。また森の中の大風呂敷レポートに戻ります。

「森からの大風呂敷」2007年2月14日 その(2)
演習林の中でまず感じたことは、わが息子たち(その当時、高校2年と中学3年なんですけれども、共に170センチを超え筋肉モリモリの年頃です。)、この子達に『目に見える達成感』を経験させてやりたいということでした。
また息子たちの年頃の子供たちが何百人も山の中に入って、夏休みや冬休みを利用して、合宿生活を送りながら、林業の専門家から、私がちょろっと体験させていただいたように、間伐の手ほどきを受けている姿が目に浮かんで来たんです。
塾だとかテレビゲームに向かう代わりに、ひとつ間違えば大怪我をするかもしれない緊迫感の中、始めて出会った異年齢の人々とチームワークを組んで、『目に見える達成感』を体験してみる。
そのことが今の日本で、あちこちで噴き出している、いろんな問題の解決のヒントにならへんかなと、そんな情景が浮かんできたわけです。

●例えば、団塊の世代の諸先輩方と
絹: 間伐をしたなら、次は木材を搬出しなければなりませんよね。
あの時、林業の方に教えていただいたのは、本来は50mグリッドくらいに、網の目のように小規模な林道をつけないと、引っ張り出せないんだよと・・・。
最近また、新たに仕入れた情報では、以前は50mくらいやったら引き合うけど、今は30mくらいのグリッドでないと、距離的に経費が引き合わないと・・・。
私はご存知のように地元の建設屋ですから、斜面に法面をつけたり、道をつけたりするのは土木工事の基礎技術かもしれないなと思ったわけです。
もちろん林道などというのは、専門分野が違いますけど・・・。
松田さん、2007年問題ってご存知ですか?
松: どういう問題でしたっけ?
絹: 2007年頃を中心に、団塊の世代の方々が大量に卒業されていかれるという・・・。
わが建設業界でも同じで、大量に卒業していかれるわけです。
もしそういう卒業していかれる方たちが、若者達にそうした基礎技術を伝授されたらと・・・。何かそんなことが起こらへんのかなと・・・。
搬出した材は製材しなくてはならないし、乾燥させねばなりません。
もし、その材で(この先は実現の可能性はないかもしれませんが)、丸太小屋を作ったり、伝統工法で合宿所を建てたりする機会が若者たちに与えられたらなあと・・・。
大工の棟梁は将来の後継者のために一肌脱いでくれるかもしれへんし、左官の親方も塗り壁のやり方を教えてくれるかもしれへんし・・・。
あるいは炭を焼く手ほどきをしてやろうという人が出てきたらいいのになあと・・・。
で、もっと大法螺なんですが、いつの日か、若者たちが先達の指導の下、作り上げた丸太小屋や木造伝統工法の合宿所がもしできたとして、そこの囲炉裏で、自分たちで焼いた炭で岩魚や鮎や山の幸を焙って、車座になって団塊の世代の方々と語り合っている姿・・・。
これはもう映像として、フゥッと頭の中に湧いてきたんです。
僕らの業界でも、例えば、山の中で間伐に始まるものづくりの経験だとか、異年齢の人たちと何週間か暮らしたという経験を持っている人たちであるならば、一緒に働けそうな気がするんですね。

●例えば、社会のシステムとして
絹: 最近気になっているんですが、ヒーロー像と言いますかね。
地べたで現場で「ものづくり」に汗する人々はヒーローではなくなってきていて、例えば六本木ヒルズだとか、カタカナでいう「マネー」を操る人々、PCに向かってスマートに仕事をする人たちがヒーローなのだみたいなね・・・。
そんな空気が少しないかな?という気になっているんですよ。
松: そうですね。汗をかかずして働くということに、あこがれているような若い人が増えてきていますものね。
絹: それと間逆でね、山の中で、間伐の経験をしてくるような、あるいはそういうところにどっぷり浸かった人たち、そういう学生さんとかがもしいてくれたら、一緒に働きたいと私でしたら思うんですね。
例えば京都の産業界のリーディング・カンパニーって、たくさんあるじゃないですか。
例えば経済同友会や経営者協会、商工会議所の主要メンバーの各社が『山仕事・森仕事』の経験をしている若い人の優先雇用を宣言したら、どんなことが起こるだろうと・・・。
それから京都って大学が多いじゃないですか。
主要な大学がそういう山の中で色んな経験をしてきた高校生たちに、入試の際には下駄をはかそうと・・・(笑)。
あるいは会社で一次面接パスだとか・・・そういうことが起こったらええのになと。
これも大妄想ですが、もう一つの大妄想は、例えば絹川の長男次男は今年は30日間、山の中で、森の中で仕事してきたと・・・。
で、200本くらいの木を間伐してきた。日本史の授業で、古代の税制として租庸調って習ったんですけど、その中で体で払う税金がそれのどれかは忘れましたけど(笑)、例えば「おまえのところの子ども達はそれだけ貢献してきた。そこで府市民税を今年は確定申告の時にこれだけ負けてやろう」というような粋な行政マンと言いますか、徴税担当行政官はいないのかなと(笑)。
松: もし京都に出来たら、全国初になりますよね(笑)。
絹: これって今日のタイトルである大妄想、誇大妄想に過ぎないんですが、ひょっとしたら森林バイオマスに関わっている松田さんとか、色んな方々にこういう話をすれば(直径3メートルくらいの円を今イメージしているんですけど)、私たち建設産業に携わるものは、その内の1センチくらいしかお手伝いできないけれども、色んな方が寄って、パズルのピースがカチカチカチってとじればいいのになと・・・。
こんな妄想を聞いて、どう思われますか(笑)?
松: すばらしいことだと思いますし、本当に実現できればと思います。

●例えば、エコマネーと組み合わせて
絹: 実はね、つい先日、このレポートを松田さんにメールでお送りしたんですよね。
松: ええ、読ませていただいて、すばらしいなと思いました。
租庸調とか、面白いなと思いました。
現代的に言うと「エコマネー」とか、そういうことと組み合わせると・・・。
絹: 京都学園大学の中川先生も「エコマネー」との組み合わせはどうか?というようなことをおっしゃってましたかね。
松: ああ、おっしゃってたかもしれないですね。
私たちの『薪く炭くKYOTO』でも「薪ネット」という薪の取組をやっているんですが、「マキマキ」という地域通貨もやったりしているんです。
絹: エコマネーというか、地域通貨の名前が「マキマキ」ですか。
松: はい、ボランティアで薪づくりに参加したら、その「マキマキ」がもらえるという取組なんです。
絹: 1マキマキは何に交換できるんですか?
松: その活動で、炭とか、活動に参加するときの勉強会の参加費とかに換えたりできます。
絹: 例えば『株式会社Hibana』さんで扱っておられるペレット?・・・木で作ったペレットだとか、竹で作ったペレットが、少しそれで交換できるとかそんな感じですか?
松: 今、京都府地球温暖化防止センターがやっている、「京都エコ貯」というのは、それができますね。
「エコ貯」というのは、「エコ貯金」のことなんですが、こういう森の事であまりやっているところがないので、そういうのがうまくできると、面白いかもしれないですね。
あと、子ども達に体験をというのも、すばらしいことだと思いました。
今、京都の商工会議所のほうでも、企業等が環境学習で学校に派遣する取り組みなんかも始めているようですし、あと先ほど絹川さんが読売新聞の記事を持ってきて下さったんですが・・・。
絹: 紹介していただけますか?

●国の取り組みと大風呂敷と
松: 小学生が、農山村に長期で宿泊体験活動を行った場合、その費用の半分を補助するような取組を2008年度から行うそうです。
2013年には全国の2万3千もある小学校全てにこれを適用するということで、国を挙げてやっていこうという取組が出てきているようですし、こういった取り組みと、この大風呂敷、すごく密接な関係なんじゃないかなと思ってお聞きしていました。
絹: 実は先日、この新聞記事の写しをメールで送ってきてくださった方がありまして、2007年の10月29日の読売新聞です。こんなん知りませんでした。
松: わたしも始めて知りました。こういうことがあったなんてことも・・・。
すごくいい取組ですよね。今の若い人たちは、両親や学校の先生以外、地域と交流する機会がなくなってきていますからね。
こういう農山村へ行って、林業や山のことを知るのはいいことですよね。
絹: 実はこの「森からの大風呂敷レポート」を書いてずっと恥ずかしいこともあって、パソコンの中に置き忘れていたんですよ。
しかしこの新聞記事の写しを見たり、『株式会社Hibana』や『薪く炭くkyoto』さんなど、松田さんたちの活動を知ったりすると、こういう人たちに向けては、私の妄想も別に語ってもいいのかなと勇気をいただきまして・・・。
本来はお蔵入りするはずのレポートが、今日の番組の材料に、無理やり日の目を見させていただきました。
松: 今日、番組の中でご紹介いただいたのは一部で、本当はもっと何枚もあるレポートですよね。
絹: はい、6500字くらいあります(笑)。
松: どこかでお披露目できるといいですね。
絹: はい、ありがとうございます。
大妄想と言いながら、実はかなり本気の部分もあるんです。
なんとなく森の中でいろんな人が出会って、また本当に山が荒れています。
もしチャンスがあれば皆さんも、間伐というのはすごく大変なことなんですが、でも放置竹林の問題もありますし。
松: そうですね、京都は竹林が荒れて、ひどいことになっていますね。
絹: 木質バイオマスを燃料として使うことで、世の中に風穴を開けようという人たちがいます。チャンスがあれば、是非ご参加ください。以上で妄想レポートの報告を終わります。

●告知です
絹: 告知があります。
「まちの縁側、とねりこの家」上京区一条新町西入にあります、水無瀬文子さん代表のとねりこの家で、来る2月23日(土)の1時半から4時まで「とねりこコンサート」があります。
吹上晴彦によるハーモニカ演奏、必見、必聴です。
吹上晴彦さんは、2002年の第四回西日本ハーモニカコンテストソロ部門1位ということです。

それから『エコビレッジ市原』というコーポラティブタウン、10軒の顔の見える関係の人たちを集めようという準備会が発足しておりますが、それの設立準備会の説明会が2月23日の午後、予定されております。
こちらのほうはグーグル検索していただいたら、一番目に『エコビレッジ市原』とヒットいたしますので、ご興味のある方はご連絡ください。
最後に「合いの手」という形でご参加いただきましたが、いかがでしたか。
松: あまり上手に「合いの手」を入れられなくて、申し訳なかったのですが、是非大風呂敷といわず、これが実現できるように、皆で手を繋いで色々取組をやっていきたいなと思って聞いていました。
絹: ありがとうございます。
リスナーの皆様で、こういう大風呂敷に興味があるという方は、またご連絡をいただきましたら、自分たちがキャッチした情報を流します。
松: そうですね。一緒に是非、こういったことを皆さんでやっていきましょう。
絹: それでは皆さん、ありがとうございました。
松田さん、ありがとうございました。
松: どうもありがとうございました。
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