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放送日 平成23年8月20日(mp3形式音声ファイルはこちら→) 
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 放送内容は、著作権の保護を受けますので、個人でお聞きになる以外のご利用は出来ません。
ちょびっと
タイトル: 「福祉から見た、地域の防災力~大宮学区の取り組みに学ぶ~」
概要: ゲストに大宮学区社会福祉協議会 西田 輝雄会長と佛教大学社会福祉学部 勅使河原 航(わたる)氏をお招きし、大宮学区と佛教大学のコラボレーション~ふれあいまつり2011の開催を通して大宮地区の防災についてお話をお聞きしました。
出演者:
西:西田 輝雄氏 大宮学区社会福祉協議会会長
勅:勅使河原 航(わたる)氏 佛教大学社会福祉学部
木:木下よしえ氏 京都市景観・まちづくりセンター まちづくりコーディネーター
絹:絹川 雅則   (公成建設株式会社)
ちょびっと
 
 
   放送内容については、無断使用を禁止させていただきます。この件についてのご連絡はこちらまで。
 絹:  “まちづくり”チョビット推進室!
Give me thirty minutes,I will show you the frontline of “まちづくり” and “まちづくり” people in KYOTO.
  ************************************************************************
皆様こんにちは。まちづくりチョビット推進室の時間がやってまいりました。
この番組は地元京都の建設屋の目から見た京都の元気なまちづくりびとの紹介や、その活動の最前線をご紹介しております。いつものように番組のお相手は当まちづくりチョビット推進室 絹川がお送りいたします。

●今日は大宮学区のお話です
絹: さて、本日のゲスト、男性お二人、女性お一方であります。
お一人目、本日のメインゲストで、大宮学区社会福祉協議会の会長をなさっておいでの西田輝雄会長さんです。
西: どうぞ、よろしくお願いします。
絹: よろしくお願いします。
そして西田会長からしますと、孫にあたるくらいの年齢です。
勅使河原さん、よろしくお願いします。
勅: よろしくお願いします。
絹: 勅使河原さんは、メモによりますと、勅使河原 航さん、佛教大学四回生、社会福祉学部地域福祉分野。
専攻までは入らない?
勅: そうですね。
絹: そして紅一点は、京都市景観まちづくりセンター(我々は“まちセン”と呼んでおりますが)、まちセンから・・・。
木: まちづくりセンターの木下です。よろしくお願いします。
絹: まちセンの告知を後でしていただきます。
まちづくりコーディネーターをされているんですね。

それではゲスト紹介が終わりましたところで、本日の番組タイトルを申し上げます。
本日のタイトルは「福祉から見た、地域の防災力~大宮学区の取組に学ぶ~」と題してお送りします。
ちょっと今日は私も西田会長をお迎えして緊張しているようでして、それをほぐす意味でも、学生の勅使河原さんから見た西田会長の人となりを一言。
勅: そうですね。
いやあ、もう熱くて、地域に貢献する、地域のリーダー的な存在ですね。
絹: で、今度は(打合せにないんですけど)、西田会長からご覧になった勅使河原君、どんな男ですか。
西: いや、本当にね、人懐こくて、そして怖じけることなく、踏ん張っていってもらえる、いい男です。
勅: ありがとうございます!

第一章 北区区民春祭りから
●サンドイッチマン登場
絹: ありがとうございます(笑)。
さあ、それでは本題の方に、第一章ということで、入らせて頂きます。

先日、北区区民春祭りに、サンドイッチマン勅使河原が登場したらしいという(笑)・・・
その時のお話を聞かせていただけないでしょうか。
何か船岡山の近辺で面白い企てがあったと、聞いておりますが、いかがでしょうか。
西: 佛教大学の後藤さんのいざないで、私どもも参加させてもらったわけですけれども、勅使河原君がひょこっと現れた時点で、有無を言わせずに、周囲の仲間の人たちが、彼の前後に看板を貼りつけました。
緊急時の避難食と言いますか、防災食の宣伝のために、サンドイッチマンをやってもらったのですが、しょうことなしに(笑)、ちょびっと恥ずかしそうに、しかし思いっきり踏み出してからは、子どもたちへ呼びかけて、現地へ案内をしてきてもらったという勇敢な青年でした。
絹: リスナーの皆さんの中には、お若い方もおられて、サンドイッチマンというのは何かわからない人もいるかもしれません。
人間の前後(おなかと背中)に大きな看板を首から下げて、その看板には何と書いてあったんですか?
勅: 「みんなでつくろうパンケーキ」といったフレーズを書いています。
子どもたちや子連れのお父さんやお母さんに、「ちょっと防災食をつくってみませんか」と呼び掛けて、一緒にパンケーキやご飯をつくってきました。

●防災食をつくりました
絹: 防災食と言いますと、「災害を防ぐ食事」って、書く?
西: 「災害を防ぐ」と書きますが、災害は防ぐことができない。
せめて守るために何ができるかということを考えていかねばならないということなんですね。
絹: この北区区民春祭り、会場はどのあたり、何か設定されていたんですか?建物か何か。
西: 船岡山の公園の中にですね。
絹: あの、小高い所で。
西: そうです、そうです。
絹: いったいどれくらいの方が、お集まりになりました?
西: そうですね、千数百人はゆうに越えていたと思います。
絹: おお、その中を勅使河原サンドイッチマンが歩いて、子どもたちを集めて防災食をと・・・。
さっきの打合せでちょっと教えて頂いたのですが、『ハイゼックス※』とかいうポリエチレンか何かの袋でつくるんだそうですね。
教えていただけますか。
勅: イメージとしては、ハイゼックス※の袋というのは、ちょっと特殊と言いますか、傘入れみたいな・・・。
絹: 雨の日にデパートへ行ったら、濡れた傘を入れる袋があると。
あれに似ているんですか?
西: もっと小さな袋ですね。
絹: 30センチくらい?
西: 30センチ弱ですね。
勅: その袋に1:1の割合でお米と水を入れて、封をして、沸騰したお湯の中に30分ほど入れると、ご飯になるということで。
絹: 会長、それ食べはりました?
西: 食べました。
絹: どうでした?
西: まずまずです。
絹: 災害時の避難所で、炊き出しのために使おうという、そういうものですか?
西: そうなんです。
被災食というのは、保存食であったり、運ばれてきますから、比較的冷たいものが多いんですが、被災した時点でやはり一番いいのは、温かい食べ物です。
温まったご飯ともう一つは蒸しパンのようになるパンケーキですね。
この二手の実験をやらせてもらったわけですね。
かなりの子どもたち、お父さんお母さんたちも、試食をしてもらっていました。
絹: これ、子どもたちは喜んだでしょうね。
西: 少し贅沢にチョコレートの小さなのとか。
絹: チョコチップ、入れはって。
西: そうそう。
そんなのを色々工夫して、担当者は美味しいものに仕立て上げたと思います。
絹: 何食くらい出ましたか?たくさん出た?
勅: そうですねえ、200食くらい出ましたかね?
西: 200食以上は出てますね。
勅: すみません、200食以上です。
絹: ということは、サンドイッチマン勅使河原は200名以上の人を集めたということなんですか?
勅: いや、もう、そういう事にしておきましょう(笑)。
絹: にこにことお二方は笑っていらっしゃいますが、北区区民春祭り、船岡山で、あの小高い公園で、そういう千数百名集めてなさったところに、楽しいイベントではありながら、実は「災害時にこういうことも考えてね」ということを、ちゃんとした軸としてご用意されたということですね。
西: そうですね。
絹: まず最初にハイゼックス※の袋による防災食の試食からお話をスタートさせていただきましが、こういう活動を大宮学区の皆さんは、西田会長のもと、かなり地道になさっているということが、あちこちでささやかれています。

第二章 地道な活動で人を繋ぐ
●自分たちの手でまちを守って行こう
絹: そして手元にある資料を見せて頂きますと(これは京都新聞社の3月26日の記事ですけれども)、『住民目線で防災マップ 大宮学区社協が作製』と出ております。
結構私は大切な記事だと思いまして、事前に読ませて頂きましたが、この大宮学区さんの防災マップ作りのワークショップだとか、地域の人たちと地道にやっていらっしゃることについて第二章、二つ目のエピソードとして教えていただきたいんですが、口火はどちらが切っていただけますか?
会長からお切り頂けますか?
西: 当初は市行政の枠の中でスタートしたわけですが、北区役所から提言があって、安心安全のネットワークづくりということで始まりました。
そもそもの原点は、地域の中で行方不明の方が出て、残念ながらお亡くなりになった方もいらっしゃって、そういう事件がいく通りかあったものですから、ネットワークをつくって、非常時には連帯をして、地域の自発的な活動の中で、自分たちのまちを守って行こうということになったわけです。
絹: それが今から3年?
西: ちょうど2年半になります。
それでたまたま先ほど申し上げた佛教大学の後藤先生の講演、それから京都市の消防局からも講演をいただきまして、地域自身でまず自らを守って行かなくてはいけないという方向で、通してもう既に6回になりますが、講座を二ヶ月に一回開講してもらって、取り組みだしたということです。
絹: 先ほどお話していたのですが、二ヶ月に一回、防災まちづくりのための講座を、佛教大学の後藤先生(ちなみにサンドイッチマン勅使河原の師匠)の御協力で、ワークショップと言いますか、講座を6回開かれたと。
それぞれ100人とか、80人とか、65人とか、毎回地域の方がすごい人数集まっておられる。
このこと自体、注目に値すると言いますか、『すごいなあ』と思いますが、その講座の内容で、勅使河原君が知っているやつってある?
どんなことやったの?
勅: 僕は実は去年、参加していなかったんですが、今年初めて防災と福祉のまちづくり講座の第一回目に参加させてもらったんですが・・・
その時には、3月に起きた東日本大震災がどういう震災だったのか、今どういう状況かという報告があったり、先日行われた北区民祭りの防災食ハイゼックス等、「こういうことをしましたよ」という案内をしたり、最後に災害時??という制度に向かって、どうやっていったらいいのかということで、地域の方たちと話し合いをしました。
絹: 先ほど西田会長の方から、「行方不明の悲しい事件がいくつかあって」とおっしゃいました。
たぶん西田会長のこういう地域の防災・福祉のまちづくりに対する思いというのは、そのあたりが出発点だと思われるのですが、行方不明というのは、例えば孤独死というように報道されるようなものに類するような案件だったのですか?
西: それに近いんですね。
絹: 私も上京区の住人ですけれども、去年近くでそういうことがありました。
民生委員さんとかが顔色を変えて走り回っておられましたけれども。
そういうことが今は京都、それから大宮学区、上京区、色んな所で既にあるんだなということを、つい忘れがちですけど、やっぱりそういう所に住んでいるんですよね。
西: そうですね。

●みんなでつくりあげる防災マップ
絹: さて、その6回の講座、佛教大学の後藤先生のリードと言いますか、講演をきっかけに集まっていかれたわけですけど、この成果の一つとして、京都新聞に取り上げられたのが防災マップというものです。
一言で防災マップというと、すぐ済んでしまうんですが、その作り上げていくプロセスには、地域の方々の並々ならぬ参画があったやに聞いておりますが、その辺はどうですか?
まず、防災マップというのは、どのように始まったのですか?
西: 学区の地域を自主防災会のほうで、区割りをつくっていたわけです。
8つの地域に分けまして。
絹: 大宮は8ブロックに分かれていると。
西: 団体によっては、6つ、あるいは4つというふうに区分けをしているのですが、この機会に大宮学区は8つをベースにした取組をしていこうということで、その8つのブロックから自主防災のブロック長を出し、そして各種団体の役員がそこに参画をして、地域の消火器である、消火栓である、防災に関するそういった物的資源がどこにあるのかということを、確かめていこうということで、昨年末にそれぞれ歩いて回って確かめてもらったわけです。
ただまあ、設置場所というのが、町内会の役員さんが替わるに従って変わっていく場合もありますから、できるだけ定着した所に設置してもらいたいという要望も含めて、これからはやっていかなくてはならないと。
ただ、そういった防災マップは、第一回目のスタートをした時点での地域の確認事項、確認した地図であるわけですが、これからもさらに続けて、福祉の面ではいったいどういう資源があるのか、どういう方向で、避難所へ向かって皆の流れをつくっていくのか等、そういう方向で勉強をこれからもしていきたい。
だからその地図は、「みんなが参加して、みんなでつくりあげる防災マップだ」という理解をしていってもらいたいと思いますし、そうした総合力が、いわゆる地域力と言いますか、地域の福祉力に繋がって行くだろうと思っているわけです。
絹: 会長が今、おっしゃった防災マップですが、色んな所でなされてますよね。他の場所でも。
でも、大宮学区でつくられたのは、一部の役員さんたちでつくったのではなさそうだと。
たくさんの地域の方が実際にまち歩きと称して、まちの中をみんなで歩いて、つくられた。
しかも全戸配布されたと聞いています。
防災マップに載っているのは、会長がおっしゃった以外に何かありますか?
西: 診療所であるとかね。
絹: 診療所、避難場所、消火器はおっしゃいましたね。
AEDもおっしゃいましたっけ?
西: さらに接骨医であるとか、あるいはコンビニであるとか、有用な社会的資源と言いますか、地域にある物的資源、人的資源をみんなでこれからさらに高めてつくっていこうじゃないかと。

●大宮学区の大切な数字
絹: 先ほどからお話をお二人からお聞きしていましたが、「大宮学区のやっている事は、ほんの第一歩だ」と、非常に謙遜しておっしゃっていますけれども、全戸配布防災マップ、それはもう大宮学区というのは16,000人、北区で人口が最大の学区です。
そういう所で防災マップの全戸配布というプロセスが起こっている、みんなで話してやっているということが、すごいなというふうに、私は思いました。
で、先ほど会長に教えて頂いたのですが、大宮学区にまつわる大切な数字がございます。
3,700、5,100、7,000という、この3つの数字について、解説をお願いしたいんですが。
西: 今おっしゃった3,700というのは、それぞれお町内に町内会と言うのがありますが、その町内会に所属されている所帯数です。
それが3,700です。
そして5,100というのは、市民新聞などの配布物で、税を納める、納めないに関わらず、配布をしなくてはならない所帯の数です。
そして7,000というのは、補足しきれていない所帯数が5,100プラス1,800~1,900あるということです。
絹: リスナーの皆さん、この大宮学区、北区の西賀茂車庫、大宮交通公園あたりをイメージしていただきたいのですが、この16,000人の人口の区におきます3,700所帯、5,100所帯、7,000所帯という、この数字を覚えておいて下さい。
結構この数字は、京都のまちの現状をつぶさに表していると思います。
大宮学区の特徴としては、若年人口が増え続けていっているところ、そして横のつながりが薄くなっているかなと地域の人が心配し始めているところであるからこそ、サンドイッチマン勅使河原が登場し、西田会長が防災マップづくりの陣頭に立たれてということが起こっています。

●地域のお年寄りのための「ほっとかへんで運動」
絹: そしてさらにこの大宮学区のプロセスは現在進行形で、次に進んでいます。
次なる企ては、ひょっとしたらあんまりコメントしたらいけない事かもしれませんが、災害時の要配慮者ということに、今、大宮学区の西田会長は注目されています。
この辺でコメント頂けることがありましたら、お願いいたします。
西: 要は、全体がもっと繋がり合いを持たなければいけない。
そこで隣近所を見渡して「ほっとかれへんで」という気持ちをみんなが持ち合わなければいけないから、「ほっとかへんで運動」というのを、この10月からスタートしたいと思っています。
これからはその前宣伝で、みんなに努力をしていってもらいたい。そしてその「ほっとかへんで運動」の最中には、安全カードに登録してくださいという運動を展開したいと思っているわけです。
安全カードに登録をする対象としては、最低75才以上の、特にお一人暮らしの方々、身障者の方々、そういったいざ大変な時にどうしても介助の手が必要であるという方について、できるだけ早く登録をしていただきたい。安心で安全なまちに私達でつくっていきたいと思っているわけです。
絹: 「ほっとかへんで運動」の登録して頂く方を、大宮では「本人さん」と呼んだはるそうです。
そして大事なのが、「本人さん」と「支援者」の登録。
「支援者」の所に地域の住民さんと、サンドイッチマン勅使河原たちが登録されるわけですね?
西: 若い力を期待したいと思っているわけです。
絹: で、勅使河原さん、支援者として何か悪だくみをしてますね(笑)?

●学生たちの「京都のおじいちゃん、おばあちゃんをつくろう運動」
勅: そうですね(笑)。
その安全カードに登録していただいた方に支援をするメンバーを、学生で募ろうという運動を、今おこなっています。
絹: 何か面白い名前がついていません?
勅: そうですね。
名付けて「京都のおじいちゃん、おばあちゃんをつくろう運動」という運動名になっています。
京都の北区に住んでいる学生、佛教大学生などを中心に声をかけて、地域支援者になってもらい、地域との繋がりを持ち、地域支援者として安全カードに登録してもらった人と繋がりを持って、支援していくという運動です。
絹: 「京都のおじいちゃん、おばあちゃんをつくろう運動」、この運動を「大宮ほっとかへんで運動」の大事な柱として、若い勅使河原さんたち学生が務めようとされています。
このお話を私は聞きまして、びっくりするとともに、すごいなという思いが強くいたしました。
特に西田会長と勅使河原さん、孫の年代になる、そういう人たちと勅使河原さんの師匠、後藤先生。
「ええ人に出合わはりましたなあ」と、先ほど会長に申し上げていたのですが、本当に地道でありますが、頼もしい動きが、ここ大宮学区で始まっております。
今後「ほっとかへんで運動」が、生き生きと、じわじわと動いていくことを、期待しております。
ということで、僕は大宮学区、他の学区の皆さんもぜひご注目頂きたいと思いまして、今日この番組のゲストにお二方に来て頂きました。
最後に、この番組の協賛者である京都市景観まちづくりセンターの木下コーディネーターから告知をお願いします。

●「防災まちづくり」をテーマにセミナーを開催します
木: 今年度、まちづくりセンターでは「防災まちづくり」をテーマに、「まちづくり実践塾セミナー」を行います。
地域で使える防災まちづくりについての情報をお伝えするセミナーでして、第一回目は8月27日土曜日の1時から3時、「防災まちづくり総論」としまして、「東日本大震災を人ごとにしない」というテーマで、京都大学の巨大災害研究センターの牧先生に、東日本大震災やその他地震が京都にどういうリスクがあるかというようなところを、お話しいただきます。

第二回は9月10日土曜日の2時から4時に行います。こちらは今日お話を聞きました大宮学区の話もして頂くセミナーになっているのですが、「二次災害を防ぐ地域の力・福祉から見た地域の防災力」というテーマで、佛教大学の後藤先生と“まちひろば計画工房”の朝倉さんに、講師になって頂き、セミナーをさせていただきたいと思います。
絹: はい、ありがとうございました。
さあ、是非皆さん、8月27日土曜日、9月10日の「まちづくり実践塾」、ご参加されてはいかがでしょうか。

この番組は、心を建てる公成建設の協力と、京都府地域力再生プロジェクト、そして京都市景観まちづくりセンターの応援でお送りしました。
西田会長、サンドイッチマン、木下さん、ありがとうございました。
一同

ありがとうございました。

ハイゼックスとは、積水化学工業株式会社によって開発・登録商標されている高密度ポリエチレン(HDPE)の一種です。
この放送では、その素材を利用した、災害時に利用できる「ハイゼックス包装食袋」の事を略称として使用しております。
こちらもご覧ください。
大宮×佛教大学~ふれあいまつり2011~(リンク先の下の方にあります)
http://www.kitaku-syakyo-kyoto.jp/gkskblog/log/log02/
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